セレナード、協奏曲、『新ランバッハ』交響曲　ラインハルト・ゲーベル&バイエルン・カンマーフィル

ラインハルト・ゲーベル／レオポルト・モーツァルト作品集

ラインハルト・ゲーベルがバイエルン・カンマーフィルハーモニーを指揮して、モーツァルトの父親、レオポルト・モーツァルトの珍しい作品をセッションを組んでレコーディングしたアルバム。
　ドイツの古楽ムーブメントの立役者だったゲーベルは、かつてはいかついスタイルでバリバリやってましたが、現在は優美さや繊細さも重視する表現でさまざまな音楽に取り組んでおり、珍しい作品の場合でも単なる発見・紹介に終わらないところが高く評価されています。
　バイエルン・カンマーフィルハーモニーは1990年にアウクスブルクに設立されたオーケストラで、ゲーベルは2009年に客演指揮者となり、実演に録音に良好な関係を築いてきました。
　今回登場するアルバムは、大規模なセレナードと中規模な交響曲、そして短めのコンチェルトという組み合わせで、楽員のソロやアンサンブルが楽しめます。（HMV）


【収録情報】
レオポルト・モーツァルト[1719-1787]
● セレナード ニ長調 LMV.VIII:9 [42:26]
　（独奏トランペット、独奏トロンボーン、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、オーボエ、2本のホルン、2本のトランペット、ティンパニ、通奏低音のための）
● 協奏曲変ホ長調 LMV.IX:9 [11:44]
　（2本のホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための
● 交響曲ト長調 LMV.VII:G16『新ランバッハ』 [20:50]
　（2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2本のオーボエ、2本のホルン、通奏低音のための）

　アリョーシャ・ツィーロウ(トランペット)
　ファブリース・ミッリシャー(トロンボーン)
　カールステン・キャレイ・ダフィン(ホルン)
　フィリップ・レメル(ホルン)
　バイエルン・カンマーフィルハーモニー
　ラインハルト・ゲーベル(指揮)

　録音時期:2015年5月26-29日
　録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)